県産業労働観光部は6日、県産業技術センター(宇都宮市ゆいの杜(もり)1丁目)の研究会事業に関するメールを県内の企業関係者に誤送信し、77人分のメールアドレスが流出したと発表した。
同部によると、8月22日午後、同センター職員が研究会事業の募集案内メールを企業の関係者に送信した際、他者のアドレスが表示されない「BCC」ではなく、全員のアドレスが表示される状態で誤って送信した。今月5日午後、受信者からの指摘で判明した。
6日午前11時時点で、情報流出による2次被害は確認されていないという。同部は全員に謝罪し、誤送信したメールの削除を依頼した。今後は送信時に複数人で確認するなど、再発防止策を徹底するとしている。