宇都宮地方気象台は6日午後5時17分、「大雨と雷および突風に関する栃木県気象情報」を発表した。栃木県南部では6日夜遅くにかけて土砂災害に、6日夜のはじめごろまで低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要としている。

◇最新の防災情報・気象警報

 気象台によると、県内では大気の状態が非常に不安定となっているため、6日夜のはじめごろにかけて非常に激しい雨の降る所がある見込み。

 また県内では6日夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要という。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう、呼びかけている。降ひょうの恐れもあるため、農作物の管理にも注意が必要という。

 6日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で北部50ミリ、南部70ミリ。7日午後6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で北部80ミリ、南部100ミリ。