宇都宮地方気象台は5日午後4時33分、「大雨と雷および突風に関する栃木県気象情報」を発表した。県内では5日夜遅くにかけてと、6日午後から7日にかけて、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水などに警戒が必要としている。雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となる可能性がある。
気象台によると関東甲信地方では、湿った空気や日中の気温上昇の影響で大気の状態が不安定となっている。県内では5日夜遅くにかけて、大気の不安定な状態が続き、激しい雨の降る所があるという。また6日午後から7日にかけて、本州を南下する前線の影響で大気の状態が非常に不安定となり、激しい雨や非常に激しい雨の降る所がある見込み。
落雷や竜巻などの激しい突風にも注意し、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼びかけている。
予想される1時間降水量は、5日が北部、南部ともに多い所で30ミリ。6日が北部、南部ともに多い所で50ミリ。
予想される24時間降水量は、6日午後6時までが、北部、南部ともに多い所で80ミリ。7日午後6時までが、北部、南部ともに多い所で50〜100ミリ。