藤枝戦に向けた練習で汗を流す栃木SCの選手=さくらスタジアム

 サッカーJ2第33節の栃木SCは3日午後7時から、県グリーンスタジアムで藤枝と戦う。通算8勝12分け12敗、勝ち点36の16位。勝ち点1差で追う相手からホームで白星を奪いたい。

 前節は水戸と2-2で引き分け。試合終了間際にFWレアンドロ・ペレイラのPKで追い付いた。3戦続けて複数得点と攻撃の好調さを示す一方、FW根本凌(ねもとりょう)、MF西谷優希(にしやゆうき)が負傷交代するなど不安材料も残った。

 藤枝は前節の群馬戦が雷雨で中止となり、通算10勝7分14敗。攻撃重視のチームをけん引したFW渡辺りょうが今夏、J1C大阪に移籍。5選手を補強したが、直近7試合は勝ちがなく3連敗中と調子を落としている。

 リーグ最多55失点の相手に対し、時崎悠(ときさきゆう)監督は「出はなをくじく、試合の入りができたらいい」と先制点の重要性を強調した。