「現代的な意味でも前島密は非常に面白い人物だった」と語る門井さん

 宇都宮市出身の直木賞作家門井慶喜(かどいよしのぶ)さんの新聞連載小説「ゆうびんの父」が24日、最終回を迎えた。「日本近代郵便の父」と呼ばれる前島密(まえじまひそか)の半生を生き生きと描き、好評を博した本作。連載を終えた門井さんに、作品に込めた思いや裏話、近況などを聞いた。