鹿沼のジャズオケ、50年の集大成披露　苦難乗り越え27日にコンサート

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県内外のメンバーでつくるスウィング・トワイライト・ジャズ・オーケストラ

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最終調整に励むバンドのメンバー

　【鹿沼】市内を拠点とするビッグバンド「スウィング・トワイライト・ジャズ・オーケストラ」の結成50周年記念コンサートが27日、坂田山２丁目のかぬまケーブルテレビホールで開かれる。新型コロナウイルスの影響で２年持ち越しての開催。バンドをけん引した恩師の他界、コロナ禍による資金難－。苦難を経ての開催に代表の谷越哲男（たにこしてつお）さん（71）は「活動の集大成」と気合を入れ、最終調整に追われている。

　同バンドは１９７１年、鹿沼農商高（現鹿沼商工高）の教諭だった三浦勝（みうらまさる）さんを中心に同校音楽部ＯＢで結成。これまでに８５０回以上の演奏活動を行い、88、89年には米国で開かれる世界的なジャズの祭典「モントレージャズフェスティバル」に出場した。