宇都宮地方気象台は19日午前5時47分、「大雨と雷および降ひょうに関する栃木県気象情報」を発表した。19日昼過ぎから夜遅くにかけてと、20日午後は大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒し、落雷や突風、降ひょうにも注意するよう呼びかけている。

 県内は、南からの湿った空気の流れ込みと日中の気温上昇の影響で、19日昼前から夜遅くにかけてと、20日午後は大気の状態が不安定となる見込み。このため、雷を伴う激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるという。

 また、雨雲が予想以上に発達した場合や停滞した場合には、警報級の大雨となる可能性がある。降ひょうの恐れもあるため、農作物の管理などにも注意が必要という。

 19日から20日にかけて予想される1時間降水量は、北部南部ともに多い所で50ミリ。20日午前6時までに予想される24時間降水量は、北部南部ともに多い所で100ミリ、21日午前6時までに予想される24時間降水量は、北部南部ともに多い所で50~100ミリ。