宇都宮地方気象台は14日午前６時16分、「台風第７号に関する栃木県気象情報」を発表した。強い台風７号は、14日午前３時には八丈島の南西約２７０キロにあって、時速約10キロで北西へ進んでいる。台風は日本の南を北上。15日は東日本や西日本にかなり接近し、上陸するおそれがある。その後、16日は日本海を北へ進む見込み。

◇最新の防災情報・気象警報

　県内では台風の影響で、暖かく湿った空気が流れ込み、14日夕方から16日にかけて大雨となるおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意が必要としている。雨雲が予想以上に発達や停滞した場合には、警報級の大雨となる可能性もあるという。

　14日から15日に予想される１時間降水量は北部、南部ともに多い所で40ミリ。15日午前６時までに予想される24時間降水量は北部、南部ともに多い所で１００ミリ。16日午前６時までに予想される24時間降水量は北部、南部ともに多い所で１００～１５０ミリ。17日午前６時までに予想される24時間降水量は北部、南部ともに多い所で50～１００ミリ。