宇都宮地方気象台は10日午前11時17分、「大雨と雷及び突風に関する栃木県気象情報」を発表した。県内は、10日昼過ぎから夜遅くにかけて、大雨による低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意・警戒するよう呼びかけている。
気象台によると、梅雨前線が朝鮮半島から日本海を通って北日本に延びている。前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気と日中の気温の上昇の影響で、栃木県は、10日昼過ぎから夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となる。
10日に予想される1時間降水量は、多い所で60ミリ。10日正午から11日正午までに予想される24時間降水量は、多い所で100ミリの見込みとなっている。