栃木県内6信用金庫、2信用組合の2023年3月期決算が5日までに出そろった。全8信金信組が2年連続で最終黒字を確保した一方、4信金信組が前期比で最終減益となった。国内外の金利上昇に伴う国債などの売却損や、取引先の業績悪化に備えた与信コストの増加が影響した。
■信用金庫
足利小山は国債等債券売却益が約77・2%減ったことなどが影響し、純利益が約21・6%減少した。住宅ローンなどの個人向け商品は堅調だったが、新型コロナウイルス対策で実施した融資の返済が始まったことから、貸出金残高が微減となった。
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