宇都宮地方気象台は16日午前5時58分、「大雨と雷及び突風に関する栃木県気象情報」を発表した。県内は、16日夕方にかけて大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意・警戒するよう呼びかけている。

 16日午後にかけて、東日本の上空約5500メートルには氷点下12度以下の寒気が流れ込む見込み。このため、県内では16日夕方にかけて、大気の状態が非常に不安定となり、16日昼前にかけて雷を伴った激しい雨の降る所がある。

 16日に予想される1時間降水量は多い所で、40ミリ。16日午前6時から17日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で60ミリの見込みとなっている。