専用端末でチャットGPTを体験する鹿沼市職員(右)=9日午後、鹿沼市役所

 インターネットの情報を学習し、質問への答えを作成する対話型人工知能(AI)「チャットGPT」。こうした生成型AIについて下野新聞社が行ったアンケートに対し、県内自治体からは人手不足や業務過多などを背景に「作業効率が向上する」と有用性を期待する声が上がった。一方で「セキュリティー評価が定まらない」「リスクを精査する必要がある」など慎重な姿勢も目立ち、実際の運用を巡っては模索が続いている。