食品加工機械製造のレオン自動機(宇都宮市野沢町、小林幹央(こばやしみきお)社長)が22日発表した2023年3月期連結決算は、売上高が前期比32・7%増の352億6900万円と初の300億円台となり、過去最高を更新した。経常利益は118・6%増の32億900万円、純利益が84・1%増の27億3700万円だった。

 国内外で食品成形機や製パンラインなどの販売が好調に推移。米国の食品製造販売子会社が黒字に転換し、増益に寄与した。1株当たりの配当は、期末が前期比11円増配の19円、年間が15円増配の31円とした。

 24年3月期連結業績予想は売上高が1・3%減の348億円、経常利益が10・3%増の35億4千万円、純利益が1・4%減の27億円の見通し。