栃木県庁

 4月1日現在で栃木県の人口は前月比3510人減の189万8513人となり、1988年6月以来、34年10カ月ぶりに190万人を下回ったことが27日、県の毎月人口推計で分かった。

 同推計によると、県人口のピークは2005年12月の201万7664人。以降は緩やかに減少し、11年11月に200万人を割った。直近では年間1万人以上のペースで減少している。

 4月1日時点の世帯数は1731世帯増え、81万1136世帯となった。

 出生(819人)から死亡(2192人)を差し引いた自然動態は1373人減で、162カ月連続の減少。転入(1万1773人)から転出(1万3910人)を差し引いた社会動態は2137人減で、2カ月連続で減少した。

 自治体別では上三川町と那須町で人口が増加し、他の23市町では減少した。世帯数は真岡と下野、益子、茂木の2市2町で減少し、他の12市9町で増加した。