池ノ森風土記を手にする高橋宏さん(右)と高橋進さん

 鹿沼市南部の池ノ森地区の住民有志9人が、昭和期以降の地域の歴史や生活文化の変遷などを「池ノ森風土記」としてまとめた。地区内の人口減少や高齢化が進む中、改めて地域についての記録を後世に残そうと、60〜70代を中心とした9人が呼びかけ人となり4年がかりで完成させた。作製した150部のうち10部を地域学習などに役立ててもらうため池ノ森小に寄贈する。