体操の世界ジュニア選手権は1日、トルコのアンタルヤで男女種目別決勝を行い、男子のつり輪で谷田雅治(たにだまさはる)(作新学院高-順大)が13.466点で2位に輝いた。予選を1位通過した床運動は5位だった。
3月29日に行われた男子団体総合でもメンバーの1人として日本の2連覇に貢献。谷田は平行棒、鉄棒、床運動の3種目で全体トップの得点をマークした。
福井県鯖江市出身の谷田は中学時代に宇都宮市に移住し、今春、作新学院高を卒業。全国高校選抜、全国高校総体、全日本ジュニア選手権の個人総合3冠を達成し、昨年の栃木国体では団体準優勝の原動力となった。