前節の磐田戦。後半、相手選手と競り合う栃木SCのDF大森

 サッカーJ2第7節の栃木SCは2日、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで群馬と対戦する。前節は連勝を逃し、通算成績は1勝2分け3敗、勝ち点5で20位。前節に勝利し勢いがある北関東の宿敵を、ホームで迎え撃つ。

 栃木SCは前節、敵地で磐田と戦い0-2で完敗。高い位置から守備を仕掛けてゴールに迫ったが、相手に背後を狙われ失点を重ねた。群馬戦に向け時崎悠(ときさきゆう)監督は「前半からアグレッシブにゴールに向かう」と、今季まだ取れていない先制点を重要視した。

 群馬はここまで2勝2分け2敗、勝ち点8で10位。前節は昨季J1の清水を相手に、カウンターを軸とした攻撃で3-1と快勝した。

 栃木SCと群馬の昨季の対戦成績は2分け。栃木SCが勝てば2020年7月以来、3季ぶりの勝利となる。MF西谷優希(にしやゆうき)は「北関東ダービーなので技術に加え、気持ちで戦う必要もある」と闘志を見せた。