候補者を乗せた選挙カーに手を振る有権者たち=31日午後1時、小山市内(画像は一部加工しています)

 県政をチェックし、地域の声を届ける役を誰に託すのか。31日告示された県議選では12選挙区で選挙戦が始まった。定数5に対し8人が手を上げた小山市・野木町、2議席を4人で争うさくら市・塩谷郡、自民系一騎打ちの那須烏山市・那珂川町の3選挙区では特に激戦が予想される。初日から各候補者とも、描く県の未来に向け声を張り、支える陣営と共に気勢を上げた。新型コロナウイルス禍が明けつつある中、迎えた選挙戦。有権者は厳しい視線で候補者を見極める。