廃業間近の店内で、思い出話に花を咲かせる山形さん(左)と正江さん

廃業間近の店内で、思い出話に花を咲かせる山形さん(左)と正江さん

廃業間近の店内で、思い出話に花を咲かせる山形さん(左)と正江さん 廃業間近の店内で、思い出話に花を咲かせる山形さん(左)と正江さん

 【宇都宮】75歳で自転車安全整備士の資格を取得した中戸祭町、自転車修理販売店「山形輪業」代表の山形勝江(やまがたかつえ)さん(87)が、今月末で店を畳むことを決めた。1年ほど前にけがをした腕が思うように動かなくなったことが理由という。1925(大正14)年創業。通学途中の高校生や多くの常連客に親しまれた老舗は、98年間の歴史に幕を下ろす。

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