解散のあいさつをする大矢会長=17日午後、県教育会館

財団理事長に寄付金の目録を手渡す大矢会長(右)=17日午後、県教育会館

解散のあいさつをする大矢会長=17日午後、県教育会館 財団理事長に寄付金の目録を手渡す大矢会長(右)=17日午後、県教育会館

 県内の教育関係51団体が参加する「とちぎ教育の日」実行委員会は17日、宇都宮市駒生1丁目の県教育会館で解散総会を開き、31年の歴史に幕を閉じた。

 子ども教育や生涯学習に県民の関心を高めようと、1992年から活動を開始。有識者を招いた教育関係者向けの講演や高校生以下を対象にしたポスターコンクールなどを開催してきた。官民の教育や生涯学習への取り組みが充実してきたなどとして、2022年5月の総会で解散を決議した。

 この日は参加団体の代表者ら約60人が出席。大矢裕啓(おおややすひろ)会長(62)が各団体の代表者に感謝状を手渡した。決算報告も行い、活動費の残金約55万円は青少年の健全育成活動などを行うとちぎ未来づくり財団に寄付した。

 大矢会長は「90年度に準備委員会を発足して以来、『教育県栃木』を目指して活動してきた。皆さまに長きにわたってご支援いただき心から感謝申し上げる」と述べた。