ホッケー日本リーグの年間表彰式が7日、都内で行われ、男子最優秀選手(MVP)にリーベ栃木のDF大橋雅貴(おおはしまさき)(29)=日光市出身=が輝いた。県勢はベストイレブンに男子1部6人、女子1人が選ばれ、男子1部得点王も県勢3人が同点で受賞した。
チーム表彰は男子1部を2連覇したリーベ栃木などが受賞。男子MVPは昨季のMF村田和麻(むらたかずま)(31)に続き2年連続でリーベから選出された。
9得点で3人が並んだ男子1部得点王は、リーベのFW加藤凌聖(かとうりょうせい)(25)が2年連続4回目の獲得。同じくリーベのDF霧下義貴(きりしたよしき)(24)、日光市出身で天理大のDF永吉拳(ながよしけん)(23)は初受賞となった。
来年のパリ五輪出場権が懸かるアジア大会(9~10月・中国)でも活躍が期待される日本代表の大橋は「受賞できたのはチームメートや家族、スポンサーのおかげ。来季もこの賞に恥じぬようしっかりプレーしたい」と喜びを語った。(鈴木久崇(すずきひさたか))
ベストイレブンに選出された県勢は次の通り。
【男子】▽GK 森田陽介(リーベ栃木)▽DF 大橋雅貴(同)永吉拳(日光市出身、天理大)▽MF 村田和麻、落合大将(リーベ栃木)▽FW 加藤凌聖(同)
【女子】▽GK 中村瑛香(東原中出、コカ・コーラ)