キャンプ初日の練習で汗を流す栃木GBの選手たち=小山運動公園野球場

 野球独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブス(GB)の春季キャンプが9日、小山運動公園野球場で始まり、選手28人が汗を流した。キャンプはリーグ開幕前日の4月7日まで実施される。

 練習は午前9時にスタート。選手らはウオーミングアップ後に投手と野手に分かれて、投球練習や打撃練習を行った。新加入の入江空(いりえそら)投手=宇都宮工高-作新学院大-茨城日産=は約20球を投げ込み、「腕が良く振れていて調子はいい。開幕したら、どの場面を任されてもしっかり投げたい」と力を込めた。

 キャンプの期間は練習だけでなくオープン戦なども予定。鳥居大紘(とりいたかひろ)主将は「初日から全体的に良い雰囲気で臨めた」と好感触を得た様子。開幕に向けて「今季は絶対に優勝する。初戦から全開で戦っていきたい」と闘志を燃やしていた。