拡大する 宇都宮地裁 栃木県那須町で2017年3月、登山講習会中だった大田原高山岳部の生徒7人と教諭1人が死亡した雪崩事故を巡り、5遺族が県や県高校体育連盟(高体連)、講習会の責任者だった教諭ら3人に計約3億8500万円の損害賠償を求めた訴訟の第5回口頭弁論が8日、宇都宮地裁(浅岡千香子(あさおかちかこ)裁判長)で開かれた。 遺族5人が当事者尋問で「3教諭にしっかりと責任を取らせることが再発防止につながる。裁判所には遺族の思いを聞いて判断してほしい」などと訴え、結審した。判決は6月28日。