バスケットボールB1宇都宮ブレックスは8日午後7時5分から、千葉県船橋市の船橋アリーナで同じ東地区の千葉Jと対戦する。リーグは代表活動などによる中断期間を経て約1カ月ぶりに再開。仕切り直しの一戦で地区首位の強豪に対して意地を見せたい。

 60試合で争われるリーグ戦は3分の2を消化し終盤戦に突入する。ブレックスの通算成績は20勝18敗で東地区5位。チャンピオンシップ(CS)の予想出場ラインには7ゲームほど届いていない。

 今月は7試合中5試合がブレックスよりも勝率の高い相手(7日時点)との対戦。可能性を残すCS出場争いに食らい付くためには負けられない戦いが続く。

 今季の千葉J戦は第5節で58-87、2月15日の天皇杯準決勝で65-77といずれも敗れた。今節は攻守に高い完成度を誇るが主力のギャビン・エドワーズが負傷欠場する見込みで、チーム力にも少なからず影響が出そうだ。

 ブレックスは5日に閉幕した東アジアスーパーリーグの2試合でグラント・ジェレットが計42得点と活躍。ジェレットが絡む攻撃がどれだけ機能するかにも注目が集まる。