栃木、沖縄両県などから句が寄せられた「島守忌」俳句大会=2017年6月、那覇市内

 太平洋戦争末期の沖縄県知事島田叡(しまだあきら)と警察部長荒井退造(あらいたいぞう)(宇都宮市出身)を通じて平和を考える「島守忌(しまもりき)俳句大会」の主催を、沖縄の団体から宇都宮市のNPO法人が引き継ぐことが、7日までに決まった。大会は2021年に終了したが、「島守を語り継ぐ場をなくしたくない」と引き受けた。「沖縄慰霊の日」の6月23日の表彰式に向け、島守にちなむ句を4月末まで、栃木、沖縄、島田の古里兵庫県をはじめ全国から募る。