引退セレモニーであいさつする富田

 サッカーJ2第2節は26日、各地で7試合を行い、栃木SCは仙台市のユアテックスタジアム仙台で仙台と対戦し、終了間際にゴールを許し0-1で敗れた。今季初黒星となり、通算1分け1敗で勝ち点1の18位。

 試合後、昨季限りで現役を退いた栃木市出身で元仙台のMF富田晋伍(とみたしんご)の引退セレモニーが行われ、大勢のサポーターの前でプロ18年間の感謝をつづった。

 FC大平、ヴェルディSS小山などを経て2005年、仙台に加入。J1通算322試合、J2通算116試合に出場した。今季、仙台のクラブコミュニケーターに就任した。

 現役時代の活躍をまとめたVTRが流れた後、家族から花束を受け取ると男泣き。「サッカーを始めてから支えてくれた両親、どんなときも笑顔で迎えてくれた妻と子どもたちに感謝」とあいさつし、サポーターに手を振って別れた。