連合栃木(吉成剛(よしなりつよし)会長)は17日、県庁で記者会見し、2023年春闘に向け、賃金水準の底上げを図るベースアップ(ベア)と定期昇給(定昇)の要求目安を合計で「1万3500円以上」とする方針を示した。急激な物価上昇で家計が圧迫される中、22年より3千円増やした。1995年に掲げた1万4千円以来、28年ぶりの高水準で、ベア要求は10年連続。
要求目安は、定昇に当たる賃金カーブの維持分4500円に、大手企業と中小企業との格差解消として9千円を加味した。賃金制度がある企業はベア3%、定昇を含めると5%程度の賃上げを要求する。
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