前半20分、文星女のDF佐藤初(左)が滑り込みながらクロスを上げる

 栃木県高校新人女子サッカーは11日、宇都宮市サッカー場で決勝を行った。宇都宮文星女が1-1からのPK戦で宇都宮短大付を退け、2020年の前回大会に続く優勝で連覇を飾った。

 宇都宮文星女は1点を追う後半22分、縦パスで抜け出したMF鹿沼亜沙美(かぬまあさみ)の右からの折り返しをFW佐々木玲愛(ささきれあ)がつなぎ、MF岸本彩希(きしもとさき)が右足でゴール左に決めた。両チーム7人目までもつれたPK戦は5-4で競り勝った。

 宇都宮短大付は前半8分、DF大場凪沙(おおばなぎさ)がFKを右足で直接決めて先制したが、総シュート数3本で追加点が遠かった。

 3位決定戦は宇都宮女が2-1で宇都宮中央女・宇都宮中央に勝った。