歯科医療器具製造のシオダ(那須烏山市東原、塩田信吾(しおだしんご)社長)は、精密金属加工で培った技術力を生かし、歯科以外の器具製造を強化する。現在、売上高は98%までを歯科関係で占めるが、5年後をめどに他の医療器具、一般器具のウエートを10~15%に引き上げる考えだ。
同社は抜歯や補綴物(ほてつぶつ)(詰め物)を外す際に使うプライヤー(鉗子(かんし))、患部を治療するエクスプローラー(探針)、歯石などを除去するスケーラーなど治療用、矯正用、技工用の歯科インスツルメント(手用器具)を相手先ブランドによる生産(OEM)で製造する。年間売上高は約6億円。この分野で国産メーカーとしては、国内2番目のシェアを誇る。
残り:約 480文字/全文:797文字
この記事は「下野新聞デジタル」の
会員
のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報でとちぎの「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者・フルプランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く