2023年度栃木県一般会計当初予算案の規模が9700億円台となり、3年ぶりに1兆円を下回る見通しであることが6日、関係者への取材で分かった。「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」の終了や那須庁舎の完成などに伴い、歳出は減少した。一方、前年度に続き新型コロナウイルス対策費が全体を押し上げ、総額は過去3番目の規模となる見込みだ。
新型コロナを巡っては、国が感染症法上の位置付けを5月に季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げることを決めた。県は当初予算案に医療提供体制の確保や検査体制の充実などに要する経費を計上するが、金額は前年度を下回る見通しだ。
残り:約 501文字/全文:787文字
この記事は「下野新聞デジタル」の
会員
のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報でとちぎの「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者・フルプランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く