13年ぶりの復路優勝を飾り、笑顔でゴールする宇都宮Aのアンカー亀井=県庁

 第64回栃木県郡市町対抗駅伝競走大会は29日、県庁-栃木市総合運動公園陸上競技場間を往復する10区間、60.42キロで行われた。2020年の前回大会に続き往路と復路、総合の優勝が別々のチームとなり、那須塩原Aが3連覇した2019年以来となる総合優勝を果たした。

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 宇都宮Aのアンカー亀井大生(かめいひろお)(東京経済大)が両手を広げ、まっさらなゴールテープを切る。後続を2分以上離す復路独走がチームを総合準優勝に押し上げた。選手たちは戦前「目指すは総合3位以上」と語っていたが、復路で巻き返すというプラン通りのレースで目標以上の結果をつかんだ。