往路をトップでゴールした足利Aの山口彰=栃木市総合運動公園陸上競技場

 第64回栃木県郡市町対抗駅伝競走大会は29日、県庁-栃木市総合運動公園陸上競技場間を往復する10区間、60.42キロで行われた。2020年の前回大会に続き往路と復路、総合の優勝が別々のチームとなり、那須塩原Aが3連覇した2019年以来となる総合優勝を果たした。

 5区の山口彰太(やまぐちしょうた)(佐野日大高)が右手人さし指を突き立ててゴールテープを切る。足利Aの往路優勝は実に14年ぶり。原智久(はらともひさ)監督(足利陸上クラブ)は「全員が役割を全うしてくれた」と頑張りをたたえた。

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