梱包(こんぽう)用部材製造販売のタカムラ産業(大田原市上石上、高村修平(たかむらしゅうへい)社長)は27日までに、室内でも楽しめる滑り台やシーソーなどの強化段ボール遊具セット「どうぶつシリーズ」を発売した。
同社はこれまで、乗り物や滑り台、卓球台などの段ボール遊具を単品で販売してきた。今回は、企業が実施する催事や集客イベントの際、子供たちが楽しめるコーナーづくりなどに活用してもらおうと、セット商品を企画した。
どうぶつシリーズは、サバンナとジャングルにいる動物をテーマにした7点を用意した。このうち「サバンナ迷路」(長さ6・1メートル、奥行き約3・5メートル、高さ約1・7メートル)は、子供が迷路を進みながら壁の穴から顔を出すことができ、保護者らが安心して見守ることができるようにした。
「サルのボールプール」は壁(高さ1・8メートル、幅約3・5メートル)にある穴をめがけてボールを投げ入れ、穴に入ると壁の下のプール内にボールが戻る仕組み。
このほか、「ぞうすべり台」「ワニのバランス渡り」「ナマケモノシーソー」などがある。接着剤を使わずに組み立てることができる。価格は84万7千円。