第95回記念選抜高校野球大会(3月18日から14日間・甲子園)の出場校を決める選考委員会が27日、大阪市内で開かれ、出場36校が決まる。県勢は昨秋の関東大会で作新学院が8強入り。21世紀枠の候補9校には石橋が入っており、両校の選出が注目される。選ばれれば作新学院は2017年以来6年ぶり、石橋は春夏通じて初の甲子園出場となる。
作新学院は昨秋の県大会で優勝し、関東大会では1回戦で駿台甲府(山梨2位)に10-0でコールド勝ち。準々決勝はこの大会で準優勝した専大松戸(千葉1位)に3-4で惜敗したが、8強敗退校の中では最も接戦となる試合を演じた。
今大会は第95回の節目として出場校が増え、関東地区の一般選考枠も例年より1校多い5校が確定。関東4強以外の高校にも大いに可能性がある。
石橋は昨秋の県大会で4強入り。県内有数の進学校として文武両道と地域貢献活動を長年継続していることなどが評価され、21世紀枠の関東・東京地区候補校に選出された。候補校に選出されるのは2年ぶり3度目。
出場校は午後3時半ごろから順次発表される見通し。