東京商工リサーチ宇都宮支店が24日までに発表した2022年の県内企業倒産整理状況(負債総額1千万円以上)によると、倒産件数は98件で前年比4.3%(4件)増え、負債総額は2.9%(4億7700万円)増の167億1600万円だった。新型コロナウイルス感染症の影響が和らぐ一方、原材料やエネルギー価格の高騰などが複合的に影響したとみられる。ただ、件数は4年連続で100件を下回り、同支店は「全般的に見れば小康状態が続いている」としている。
倒産件数は、前年より4件増えたが、確認の取れる1989年以降では6番目に少なかった。小口倒産が多く、連鎖倒産に波及しにくかったことなどが要因という。
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