茂木「花の山」リフレッシュオープンへ　集客力強化へ指定管理に

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樹木の間引きで景観の整備が始まった「花の山」

　【茂木】町は23日までに、町が関与する一般社団法人が管理している小山の「樹（き）の花自然園　花の山」を、宇都宮市の民間企業による指定管理とすることを決めた。来年４月から３年間、町と共に再整備して魅力を高め、集客力を強化する。年明けから改修工事に入り、４月に第１段階のリフレッシュオープンを目指す。

　花の山は、２００３年から運営していた民間事業者の死去で18年に閉園。用地を取得した事業家から町が借り、一般社団法人「もてぎツーリスト」の運営で20年３月に再オープンした。しかし新型コロナウイルスの影響もあり集客に苦戦。民間活力で魅力向上と運営効率化を図ることにした。

　指定管理者になるのは、試作車用ボディー部品などを製造する「インフェック」（宇都宮市野高谷（のごや）町）の１００％出資子会社「イーエーシー」（同所）。旧逆川中跡などにも事業所がある。