今大会チーム最多の3得点で、決勝でも活躍が期待される佐野日大のFW中埜=準決勝の国学栃木戦から

気迫のプレーで宇短大付の堅守を支えるDF北村=準決勝の矢板中央戦から

今大会チーム最多の3得点で、決勝でも活躍が期待される佐野日大のFW中埜=準決勝の国学栃木戦から 気迫のプレーで宇短大付の堅守を支えるDF北村=準決勝の矢板中央戦から

 第101回全国高校サッカー選手権大会栃木大会最終日は12日午後1時から、県グリーンスタジアムで佐野日大-宇都宮短大付の決勝を行う。佐野日大は6年ぶり9度目、宇都宮短大付は初となる優勝を目指す。同カードの決勝は6年ぶり2度目。今年の公式戦では佐野日大が2勝1分け1敗と勝ち越しているが、いずれも接戦となっており実力は伯仲。決勝を展望した。

佐野日大 泥くさく主導権狙う

 佐野日大は2年連続の決勝。3試合で10得点、無失点と理想の戦いができている。海老沼秀樹(えびぬまひでき)監督は「一人一人がやるべきことをやっている。技術では相手の方が上。食らい付いていきたい」と泥くさく勝利を狙う。