【那須】ネクスコ東日本那須管理事務所は10日、高速道路の雪氷対策作業に向けた出陣式を東北自動車道那須インターチェンジ(IC)内の同事務所で行った。15日から来年3月末まで、宇都宮〜白河IC間の除雪などに当たる。
同事務所や県警高速隊から関係者約50人が出席。黒田原神社の佐藤元典(さとうもとのり)宮司(73)が神事を執り行い、関係者は玉串をささげて作業の安全を祈願した。その後、除雪車など3台によるデモンストレーション走行が行われた。
同事務所によると、昨シーズンに作業車が出動した日数は計78日。路面への凍結防止剤の散布は200回以上、実施した。
同事務所の岩井哲也(いわいてつや)所長(53)は「お客さまの安全、安心のため対策に取り組みたい。早めの冬タイヤへの履き替えをお願いしたい」と呼びかけた。