大麦のもち絹香、ナシのにっこりを使った「ラスペルジュ」の料理=東京都港区

大麦のもち絹香、ナシのにっこりを使った「ラスペルジュ」の料理

大麦のもち絹香、ナシのにっこりを使った「ラスペルジュ」の料理=東京都港区 大麦のもち絹香、ナシのにっこりを使った「ラスペルジュ」の料理

 首都圏で県産農産物をアピールしようと「栃木ブランド食材フェア2022」が20日まで、東京都内の飲食店を中心に開かれている。

 フェアは、とちぎ農産物マーケティング協会の主催。県産米のとちぎの星、とちぎ和牛など新鮮な農産物の特別メニューを提供してもらい、県産食材の認知度を向上するのが狙い。県東京事務所の担当者は「県産食材の良さを引き出してほしい」と期待する。

 今秋は和食、フレンチ、イタリアン、中国料理、タイ料理など多彩なジャンルの32店舗が参加。店舗ごとに県産食材を使ったオリジナルメニューを考案した。

 フレンチのラスペルジュ(東京都港区)は、とちぎ和牛のステーキ(3500円)、食用大麦のもち絹香とナシのにっこりを使った仔鳩(こばと)の炭火焼きとリゾット(3300円)を提供。オーナーシェフの秋田順也(あきたじゅんや)さんは「とちぎ和牛は大変おいしく赤ワインに合う。もち絹香は張りと甘みのある珍しい食感。今後も機会があれば栃木産を使っていきたい」と話した。