【栃木】市地域おこし協力隊や地域住民らがこのほど、梅沢町の畑でソバの収穫作業を行った。
寺尾地区の名物「出流そば」をPRするために、ソバの栽培過程やそば打ちを交流サイト(SNS)などで発信しようと、同協力隊員の國府谷純輝(こうやじゅんき)さん(27)が昨年に続いて企画した。今年は若者が同地区に関わるきっかけをつくろうと、大学生や高校生の参加も募った。
収穫には大学生や地域住民ら12人が参加。約500平方メートルの畑で8月に種をまいたソバを、鎌で丁寧に刈り取った。その後、刈り取ったソバをひもで束ね、天日干しにした。
今後、脱穀や選別などをして、イベントでの提供やそば打ち体験での活用を考えている。國府谷さんは「そばを食べるために寺尾地区を訪れる人が増えてほしい」と話している。