江戸時代の壬生藩主の献立帳や当時の食文化を紹介する企画展「大名の献立-文化2年壬生御献立帳-」が5日、壬生町歴史民俗資料館で始まる。目玉となる壬生藩鳥居(とりい)家4代忠燾(ただてる)の献立帳には、摂取量も記録されており、他の大名家にも例がないという。戦国時代のおもてなし料理や、町特産のかんぴょうについても紹介し、さまざまな資料から当時の食を知ることができる。12月18日まで。
献立帳は1805(文化2)年7月の1カ月間の朝昼晩の献立が記されており、「不残(残らず)」など何杯食べたかも記されている。江戸時代に残る献立は供宴などの特別な食事がほとんどで、食べた量が記載されているのは全国的に珍しいという。
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