自転車ロードレースのジャパンサイクルリーグ(JCL)第8戦「高知県宿毛市ロードレース」は25日、同市内の特設公道周回コース(1周12・5キロ×10周=125キロ)で行われ、宇都宮ブリッツェンの小野寺玲(おのでられい)が2位に入った。那須ブラーゼンの谷順成(たにじゅんせい)は7位だった。
高知西南中核工業団地内を発着点とし農道や自動車専用道路を通る比較的平たんなコース。工業団地や田園風景が広がるロケーションの中、48人がレースを繰り広げた。
序盤のアタック合戦が決まらず、中盤にブリッツェン阿部嵩之(あべたかゆき)、ブラーゼン西尾憲人(にしおけいと)を含む6人の逃げとメイン集団という展開に。しかし終盤にはブリッツェンの増田成幸(ますだなりゆき)が小野寺をけん引してメイン集団が逃げを吸収。最後は6人によるスプリント勝負となり、孫崎大樹(まごさきだいき)(スパークルおおいた)が制した。
チーム総合はブリッツェン、個人総合は増田が首位を守った。
県勢両チームの次戦は1日午後0時40分から大分市の大分いこいの道周辺特設コースで行われる、海外チームも参戦するJCLポイント付与対象レースの「三菱地所おおいたいこいの道クリテリウム」に参戦する。