宇都宮地方気象台は24日午後５時25分、「大雨と雷及び突風に関する栃木県気象情報」を発表した。県内はこれまでの大雨により地盤の緩んでいる所や増水している河川があり、24日夜始めごろまで、土砂災害、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけている。

　気象台によると、台風第15号による低気圧や前線の影響で、県内は24日夕方、大気の状態が非常に不安定となる見込み。

　24日に予想される１時間降水量はいずれも多い所で30ミリ。25日午後６時までの24時間に予想される降水量は多い所で20ミリの見込み。

　気象台は、低い土地の浸水や落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意が必要としている。

　雨の降り始めの22日午後４時から24日午後５時までの降水量（アメダスによる速報値）は以下の通り。

　高根沢　１７８ミリ
　宇都宮　１７５・５ミリ
　那須烏山　１６９・５ミリ
　大田原　１５２・５ミリ
　那須高原　１５１・５ミリ