秋の交通安全県民総ぐるみ運動初日の21日、県警高速隊とネクスコ東日本の交通管理隊は、運動を周知するための合同出発式を鹿沼市茂呂の同社宇都宮管理事務所で行った。
出発式では高速隊の生井弘道(なまいひろみち)隊長が、10月12日から東北自動車道佐野藤岡-岩槻インターチェンジ間の中で最高速度規制が120キロに引き上げられることに触れ、「高速道路のさらなる高速化の時期。交通事故のない社会の実現のため、『マナーアップ!あなたが主役です』をスローガンにする本運動を積極的に推進したい」とあいさつした。
その後、高速隊の日産自動車「GT-R」や「フェアレディZ」、ホンダ「NSX」などのパトカー5台と同社の交通管理車両3台が隊列を組み、県内全域のパトロールに出発した。
高速隊によると、県内の高速道路では今年、死亡事故が発生していない。高速隊はこの日、東北道下り線上河内サービスエリアでも運動を周知する広報活動を行った。