» 動画ページへ

 第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」会期前競技は11、12の両日、宇都宮市の日環アリーナ栃木ほかで体操、弓道、水球、アーティスティックスイミング、ビーチバレーの各競技を行った。体操は成年男子が331・400点をマークし栄冠をつかみ、弓道は成年女子が遠的で決勝トーナメントを勝ち進み頂点に立った。いずれも県勢史上初の優勝となる快挙を飾った。

【Web写真館に別カットの写真】

【Web写真館に別カットの写真】

【Web写真館に別カットの写真】

 体操の成年男子は前田航輝(まえだこうき)(県スポーツ協会)、湯浅賢哉(ゆあさけんや)(同)、青木翔汰(あおきしょうた)(同)、中川将径(なかがわまさみち)(同)、山本威吹(やまもといぶき)(同)の5人が安定した演技を見せ、2位の千葉に3・650点差をつけ頂点に立った。リオデジャネイロ五輪日本代表の内山由綺(うちやまゆき)(同)らの出場した成年女子も健闘し、211・250点で準優勝に輝いた。

 弓道の成年女子遠的はアリ・マリヤム(県連盟)、滝田実優(たきたみゆう)(宇都宮大)、犬塚友佳子(いぬづかゆかこ)(ミズノスポーツサービス)の3人で臨み、決勝トーナメント1回戦で沖縄を破り、準決勝で埼玉に勝利し表彰台を確定させた。着実に得点を重ねた決勝は62-56で石川を下した。そのほか少年女子が遠的で福島との3位決定戦に21-19で競り勝ち表彰台。同じく遠的の少年男子が4位に食い込んだ。

 13日は体操で予選を1位通過した少年男子、同13位通過の少年女子が決勝に臨む。弓道は近的で予選2位通過の成年女子、同3位通過の成年男子が決勝トーナメントへ挑む。また、初日を迎える飛び込みは、昨夏の東京五輪日本代表の榎本遼香(えのもとはるか)(県スポーツ協会)が高飛び込みに登場する。