船舶・航空機器などを製造する東京計器(東京都大田区、安藤毅(あんどうつよし)社長執行役員)は、那須工場(那須町高久甲)の敷地内に小型人工衛星を製作する「衛星組立棟」を建設し、数年以内に人工衛星の量産化に乗り出す。人工衛星の開発・運用などを手がけるシンスペクティブ(東京都江東区)とパートナーシップを締結し、量産に向けた協議を進めている。
シンスペクティブは、小型SAR(合成開口レーダー)衛星「StriX(ストリクス)」を手がけている。地表に照射して跳ね返ってきた電磁波(マイクロ波)を受信・解析することで地表の状態を画像化する衛星で、従来の大型SAR衛星に匹敵する性能を持ちながら、小型・軽量による低価格化を実現している。
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