宇都宮地方気象台は6日午後4時38分、「大雨と雷および降ひょうに関する栃木県気象情報」を発表した。県内では7日夕方から夜遅くにかけて、局地的に雷を伴い非常に激しい雨が降る見込み。

 気象台によると、台風11号は6日夜までに温帯低気圧に変わる見込みで、この低気圧に向かい暖かく湿った空気が流れ込む影響で、7日昼過ぎから夜遅くにかけて大気の状態が不安定になる。

 7日に予想される1時間降水量は多いところで50ミリ。予想される24時間降水量は7日午後6時までが多いところで80ミリ、8日午後6時までが100ミリ〜150ミリ。

 予想より雨雲が発達した場合は警報級の大雨になる可能性もあるといい、気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷、突風、降ひょうに注意するよう呼び掛けている。