重要業績評価指標が報告された「とちぎ創生15戦略」の評価会議=2日午後、県公館

 県版の人口減少対策「とちぎ創生15(いちご)戦略」の評価会議が2日、県公館で開かれ、31ある重要業績評価指標(KPI)の本年度の進捗(しんちょく)状況が報告された。昨年度から6項目多い24項目がおおむね順調とされた一方、婚姻件数や職業紹介による女性就職率など5項目で達成状況に遅れが出ていることが明らかになった。

 15戦略は2015年10月に策定され、計画期間は19年度まで。安定した仕事や新しい人の流れなど四つの基本目標に向けて、15の戦略を掲げ、31のKPIで年度ごとの具体的な数値目標を示している。

 昨年度は「遅れている」が10項目、「やや遅れている」が2項目あったが、開業率や県内大学・短大への進学者割合、保育所等待機児童数などが改善し、おおむね順調とされた。

 婚姻件数や職業紹介による女性就職率・高齢者就職率は3年連続で、林業産出額と県内大学生・短大生の県内就職率は2年連続で遅れているとされた。

 県は直近2年間、実績値が目標値をクリアした項目などについては目標値の上方修正を行い、10月の次回会議で報告する。