開幕後の中継ぎ登板について振り返る横浜DeNAの入江

 オープン戦は平均球速が150キロ近く出ていました。同じ出力で投げるという部分でリハビリ期間の取り組みが数値に表れていました。今季1軍スタートが決まったのは開幕直前。プロで初体験のリリーフなので、一つでも多くのことを吸収しようと日々を過ごしています。

 シーズン初登板は3月25日。広島との開幕戦(七回に登板し1回無失点)でした。満員の横浜スタジアムのマウンドに立つのは初めてで、球場の雰囲気にぞくぞくしました。

 細かく制球するタイプではないので、意識したのは強い球をストライクゾーンに投げ込むこと。結果は三者凡退で、直後に味方の得点も入りました。自分が抑えて流れを持ってきたいという強い気持ちを出せました。少しの自信と安堵(あんど)を感じた初登板になりました。

 2度目は3月30日の中日戦(八回に登板し被安打1、2四球で降板)。メンタル面の反省点が大きい試合でした。この日の登板はイレギュラーで「今日の登板はない」という話があった後にマウンドに立つことになりました。僕は一度、(気持ちなどの)スイッチを全部オフにしてしまっていました。

 万全の準備でなくとも声がかかれば投げるのがリリーフ投手。抑えられなかった言い訳にはできません。それに試合が続く限り登板はありえるので、準備を抑えつついつでも行ける状態を維持する「気持ちのアイドリング」が必要だと実感しました。結果に一喜一憂せず、今後も自分のすべきことを変えずに全力で腕を振っていきます。