春季キャンプでブルペン投球する入江(チーム提供)

 1軍での春季キャンプを終え、実戦復帰ができました。右肘の張りが強くなった時期もありましたが、けが明けだったので再発させないことを念頭に置いて、計画通りに過ごせたと思います。

 キャンプでは内野ノックなど、より足を使うトレーニングを取り入れました。肘をかばおうとすると、どうしても小手先でボールを投げようとしてしまう。地面からの反動を感じつつ、より下半身を使って投げるためのメニューでした。投手陣の先輩の三嶋(みしま)(一輝(かずき))さんが自分の動きを見てアドバイスをくれました。全てが金言でした。

 実戦復帰は2月27日、巨人とのオープン戦。久しぶりの実戦の心境は「わくわくと緊張の間」。不安はありましたが、それを上回る気持ちの高まりがありました。死球もあったし、狙い通りに打ち取れた球もあった。考え過ぎずに一人一人と勝負ができ、無失点に抑えることができました。

 キャンプの最終盤には三浦(みうら)(大輔(だいすけ))監督から中継ぎ転向を伝えられました。昨季は相手打線を1巡目で抑えられても2巡目に打たれていたので、僕自身もリリーフ(転向の可能性)は頭に入っていました。先発にこだわらず挑戦したいと思っています。目指すのは「スナイパーのように狙いを定めて打ち取る」投球です。

 けがから復帰し、今はようやくスタートラインに立てた感覚です。ここから戦力になれるように頑張っていきたいです。